« 試運転の記事 | トップページ | メモ - 研究会予定 »

2011年3月23日 (水)

ブログ開始 - 情報科「社会と情報」ブログ

[情報科] ブログ村キーワード


当ブログは情報科「社会と情報」に関するブログである。

当ブログの主な記事は

  • 授業提案
  • 参加研究会報告
  • 時事ネタ
  • 書籍紹介

を予定している。

授業提案のスタンスは以下の通り。

  • 情報科「社会と情報」の授業を正面から取り扱う
  • 理工系以外の親学問(法学、経済学、歴史、社会学、情報デザイン学など)や専門分野(ビジネス、プレゼンテーションなど)、新領域(情報避難訓練など)を意識した授業を提案する

新学習指導要領に伴い、勤務校では新カリキュラムにおいて「社会と情報」の授業が展開される予定である。私は情報科の教育内容は学際的であると考えている。とくに「社会と情報」はその傾向が強いと言える。扱う内容は多様であり、その親学問や専門分野も多様である。

このような「社会と情報」に取り組むのだが、この科目には不安が3点かある。

【1】情報科に熱意のない情報科教員の動向

  1. 「情報の科学」は理工系が背景にある難しいから「社会と情報」を選択
  2. 授業スキルはパソコン教室的な授業+α程度
  3. 学校側から受験に必要ない科目だから低負担を求められる

結果として、「社会と情報」でパソコン教室的な授業で済ましてしまう可能性が高い。

【2】情報科に熱意のある情報科教員の動向

  1. 理工系出身者が多いので基礎知識のある「情報の科学」を選択
  2. 個々人の高い知識や技術が基礎となるので高度な授業になる
  3. 一般的な情報科教員ではまねできないレベルの授業を展開
  4. ロボット制御や専門的なソフトを使う場合は高い予算が必要
  5. 理工系出身者は著作権法やプライバシーなどが苦手な傾向がある

結果として、「情報の科学」で個人技が中心の授業をする可能性が高い。

【3】研究者や企業などの動向

  1. 情報科に注目している学会は日本情報科教育学会や
  2. 情報処理学会 コンピュータと教育研究会などのいわゆる理工系学会が中心である  
  3. ICT系企業から学校へのアプローチは多い

結果として、「社会と情報」に関する研究等が遅れる可能性が高い。

【1】~【3】の動向やその他の要因により、「社会と情報」が軽く扱われ、場合によってはこの科目が消滅するのではないかと危惧している。

情報科が高等学校において必履修であることを考えると、情報社会における幅広い基礎知識を扱った方がよい。情報技術を軸足にした「情報の科学」は注目している関係者は多いが、情報社会全般を見渡している「社会と情報」に注目している関係者は少ないのが実情だ。

これらの状況を踏まえ、私は「社会と情報」に正面から取り扱うブログを始める事にした。なお、サブタイトルに「期間限定」としたのは、この科目名がいつまで続くか不明だからである。

教科情報に関する基本的な事は以下を参照のこと。

2003年度~2012年度(2単位必履修、実習時間の制約あり)

  • 情報A(情報活用の実践力)
  • 情報B(情報の科学的な理解)
  • 情報C(情報社会に参画する態度)

2013年度~(2単位必履修、実習時間の制約なし、2単位の同一学年履修が原則)

  • 社会と情報
    ≒情報C+情報A
    =情報社会に参画する態度+情報活用の実践力
  • 情報の科学
    ≒情報B+情報A
    =情報の科学的な理解+情報活用の実践力

« 試運転の記事 | トップページ | メモ - 研究会予定 »

その他」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/573412/51199260

この記事へのトラックバック一覧です: ブログ開始 - 情報科「社会と情報」ブログ:

« 試運転の記事 | トップページ | メモ - 研究会予定 »

最近のトラックバック