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2011年5月 2日 (月)

「社会と情報」と関係の深そうな10の専門分野 ※ただし理工系を除く

[情報科] ブログ村キーワード


親学問との関係性は高等学校の教育には欠かせないポイントである。せっかくなので「社会と情報」と関係が深いと考えている10の専門分野を順不同で紹介してみる。

※ただし理工系を除く

【1】法律関係

「情報法」という言葉があるように、情報社会に関わる法律は一つの分野である。著作権法や個人情報、プライバシー権、肖像権などは定番のキーワードだ。

【2】情報デザイン学

比較的新しい学問領域である。情報科では情報伝達というキーワードが登場するが、これの親学問である。広い意味ではウェブアクセシビリティやユニバーサルデザインなどもあり、情報科ではお馴染みである。

【3】プレゼンテーション(情報伝達)

こちらは小学校からお馴染みの実技。様々な手法があり、プレゼンの達人も多い。せっかく高校で扱うのだから発表経験の継続だけでなく、プレゼンテーションの理論も扱いたい。Presentation Zenや高橋メソッドは扱いやすい実践例であろう。

【4】経済・ビジネス

ICTイノベーションは経済やビジネスモデルに大きな影響を与えたのは周知の事実である。既存業界の収益モデルの変化、著作権やプライバシーにおけるトレードオフ、ロングテールやキャズムといった新しい話など、扱える範囲も広い。ナッシュ均衡や囚人のジレンマといった情報社会を説明するキーワードもあり、授業で挑戦する価値は高いと考える。

【5】歴史

情報社会の歴史的理解も「社会と情報」の理解を深める大切なポイントである。その時代で物事を理解する「内在的理解」や、様々な立場で物事を理解する「多角的理解」は歴史の授業ではお馴染みのようだ。単元の導入で歴史的経緯を扱う事は検討に値する。

【6】社会学

社会現象の因果関係を理解する事は、情報社会で流されないために有用な知識だと考える。情報科ではパソコンや携帯電話だけでなく様々なメディアを扱うので、メディア論は直結する親学問である。

【7】情報社会の避難訓練

情報社会は平時でも緊急時でも様々な有事に直面する事がある。ウィルスやスパム、ネット詐欺などへの対策だけでなく、今回(東北関東大震災)のような震災時における情報機器や情報そのものの取り扱いも大切である。防災学という研究領域もあるようなので、情報科として防災学との接点を見出すことも考える余地がある。

【8】情報学

そもそも情報とは何か。深く取り扱うには高校生では学齢が合わないかもしれないが、情報学の入り口であれば高校でも扱えると考える。「情報」という言葉の源流、研究されている「情報学」の紹介、「情報」の本質など、情報社会の教養として扱う可能性は検討に値すると考える。

【9】健康管理

情報社会では多くの人が毎日のようにパソコンや携帯端末を利用している。目の疲れや肩こり、足のむくみなどの肉体疲労を感じている人も多いだろう。これらの対策としてストレッチをする事も多いが、これの親学問は体育学ということになる。情報社会特有の健康管理も大切ではないだろうか。

【10】問題解決学

学問分野的にはOR(オペレーションズリサーチ)だと思うのだが、アイデア発想法(発散技法、収束技法)や図解による見える化、チームマネジメントなど範囲は広いと考える。扱う領域がはっきりしていない印象があるが、現実に必要とされている内容である。(注:「情報の科学」はザ・問題解決のような状態である)

( ゚д゚)。o○(2単位だと無理じゃね?)

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