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2011年7月10日 (日)

第53回ICTE情報教育セミナー in 早稲田

[情報科] ブログ村キーワード


明らかに時期を逸しているが、報告する。

第53回ICTE情報教育セミナー in 早稲田に参加した。研究者の講演、現場教員のポスターセッション、専門家のパネルディスカッションという形式で行われた。基本情報は以下の通り。

講演:高等学校における情報教育の役割を考える
黒上晴夫(関西大学教授) 

ポスターセッション 教科「情報」2010年度の実践から!
教員×7 + 業者×1 + JEITA

パネルディスカッション 教科「情報」のデジタル教科書・教材を考える
今田晃一(文教大学教授)
辰己丈夫(東京農工大学准教授)
稲垣 忠(東北学院大学准教授)
中橋 雄(武蔵大学教授)    

印象に残った事をメモする。

黒上先生の講演は「情報科」を情報科以外から見てみるという話。小中学校から、高校他教科から、教育の情報化から、情報社会から。いろいろと冷静に情報科をみる視点が提示されて参考になった。

ポスターセッションで興味を持ったのは五十嵐先生の「データのばらつきを調べる~グループ研究の成果/教材の実践と検証~」である。直感で紙テープを10センチに切って、その長さのばらつきをエクセルで統計処理するというもの。数学科と情報科の二刀流である自分にとっては注目の教育実践である。自分なりにアレンジして実践したい。

もうひとつ興味を持ったのは登本先生の「徹底的にMicrosoft Officeを指導する」である。オフィス系ソフトの操作教育はコアな情報科教員からは酷評されることが多いのだが、個人的にはタッチタイプと同様に身につける基本技能だと思っていた。登本先生再登場ktkr!タッチタイピングとエクセルを徹底的に指導すると言うベクトルっぷりが衝撃的である。

w(゚o゚)w 最近の新人さんは度胸あり杉。

余談

RBB TODAYにこの研究会を紹介する記事があった。

(B)

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研究会・学会【報告】」カテゴリの記事

コメント

五十嵐です
講評をいただきましてありがとうございます。
発表した内容は、新カリの数学Iの「データの分析」に直結する内容です。教科書では結果の分析だけですが、サンプル数が、個人>グループ>クラス>学年、と増加するに従って、傾向が表れてくるという体験を一度味わっておくと、理解度が格段に違います。
ぜひ、アレンジして実習した成果をフィードバックしてください。

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昨年に続き、標記のセミナーにてポスター発表を行った。 講演は黒上晴夫教授(関西大学)の「高等学校における情報教育の役割」、ポスターセッション後のパネルディスカッションは「教科情報のデジタル教科書・教材を考える」。大学の先生方からは新鮮な情報を得ることができた。   この間がポスターセッションの時間帯。一緒に「高校における情報デザイン」を研究してきた磯崎先生、「Squakとアルゴロジック」を研究してきた千葉県の谷川先生の発表の様子。     私の発表は、ポスターセッションというより、机を借りてのワーク... [続きを読む]

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