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2011年9月 6日 (火)

高校数学・新課程勉強会2011

[情報科] ブログ村キーワード


(B)

高校数学・新課程を考える会に参加した。数学関係の勉強会に参加する事はほとんどないので、門外漢の雰囲気を味わってきた。当日参加なので会費は1000円。

プログラムは以下の通り。

1.新「学習指導要領」の概略と狙い
  文部科学省 初等中等教育局 視学官
  長尾篤志
2.「データの分析」授業で育む分布に対する数理的視点と活用力
  東洋大学 経済学部 教授
  渡辺美智子
3.高等学校における対応
  高等学校 数学科 客員講師
  水野健太郎
4.新課程のセンターなどの大学受験への影響と対策
  高校数学・新課程を考える会 事務局長/予備校講師
  大淵 智勝

参加者の肩書を見ると分かるのだが、関係者はかなり幅広い。印象に残った点をメモする。

★長尾先生によると、数学Bの「確率分布と統計的な推論」は特に文系の生徒に勉強させたいとのこと。文系学部学科では確率が使われる事が多いので、現実的な要望だと考える。また、フロアから「情報科との関連について解説せよ」と質問が出ていたが、これに対しては「(先行実施との兼ね合いから)数学科と情報科で話がほとんどできなかった」という残念な回答があった。

文科省の意図は全く分からなかったが、「現場が先行して情報科と数学科を関連づけた授業実践を積み重ねよう」と一人で勝手にヒートアップ。文科省の思うつぼといったところか。

★渡辺先生の話はプ会での話と近い感じだが、数学教員向けという事もあり若干雰囲気が違っていた。どちらかと言えば、「数学の先生も統計教育を敬遠しないでください」とか「数学1の統計であっても意外と取り扱いが難しいですよ」とかといった感じがした。

内容的には「紙ヘリコプターの授業実践」と「統計的な出力を読むという教養」が印象的であった。紙ヘリコプターは低予算で出来そうなので、実践してみたい。今後の課題は現場教員が統計学をどう学ぶかということ。難しい課題である。自分に何が出来るか、見当もつかない。

オマケの「身近にある統計 事例から学ぶ優しい統計の活用方法」(品質月間テキストNo.367)がおいしい。

★大淵先生からは予備校現場からの刺激的な話を聞く事が出来た。一言だけ言っていた「解答だけでなく出題意図を解答させる」というアイデアはなんとかモノにしたい。正解がない問いであり、生徒同士で議論が出来る可能性がある。

そしてオマケ「大学入試センター試験・予想問題 数学1・数学A」と「データ分析と確率の融合問題」がすごかった。高校教員では真似は出来ない。さすが予備校講師クオリティ。

★新課程が始まる前後にも同様の勉強会を開催して欲しい。

勉強会も大切だけど、そのための予習も大切にね。

(´・ω・`)

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コメント

tug_boatさん。この勉強会にいけなかったのでとても参考になりました。
ところでお互い新教育課程になって数学を担当できるのでしょうか。
元数学担当としては担当するかは別に、やはり勉強会に出たり、予習復習するのは大切なの確かですが。

tug_boatさん。この勉強会にいけなかったのでとても参考になりました。
ところでお互い新教育課程になって数学を担当できるのでしょうか。
元数学担当としては担当するかは別に、やはり勉強会に出たり、予習復習するのは大切なの確かですが。

(B)
コメント、ありがとうございます。
数学を担当するかは未定ですが、「統計」とは接点があり、「N進法」は重複しています。数学の範囲ではありますが、予習復習は大切だと感じます。

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