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2011年12月17日 (土)

情報科教員必読の一冊 - 情報学教育の新しいステージ

(T)

思うところがあって「情報学教育の新しいステージ」を読んだ。思うところは以下の通り。

  1. 第1回情報学教育推進コンファレンス(PDF)の代表世話人は松原伸一先生だ。
    .
  2. 著者の松原伸一先生は第4回日本情報科教育学会全国大会でもコメントしたように、議論の火付け役となった先生である。
    .
  3. 第1回情報学教育推進コンファレンス(PDF)の開催が間近(12/23(金))であり、パネルディスカッションではパネリストを含めた白熱した質疑応答が予想される。
    .
  4. 参加者にも高い意識が必要とされるだろうから予習をしよう!

意識の高い参加者が多いだろうから、「情報学教育」についての理解は必要だと考えた。「情報学教育の新しいステージ」で注目したところは以下の通り。

1.「情報エントロピーの定義式」の説明

Eq1_2(Piは確率であり、Piの総和は1)

これは情報エントロピーの定義式であるが、この定義が自然である理由(well definedness)が分からなかった。

この本を読むまでは。

条件1:確率に対して単調減少性

条件2:情報の追加に対しての加法性

ナルホド!w(゚o゚)w

2.情報科設立の経緯

1985(昭和60)年6月の臨時教育審議会第一次答申がことの始まりである事を知っている情報科教員は何人いるだろうか。

2013(平成25)年度から始まる「社会と情報」と「情報の科学」に関する議論が2005(平成8)年8月の中央教育審議会・初等中等教育分科会・教育課程部会「家庭、技術・家庭科、情報専門部会」から始まっていた事をご存じだろうか。

私は本書を読んで初めて知った。

教科情報に関する思いは色々あるだろう。勤務校の情報科教育も非常に大切だ。

だが、各種勉強会や研究会、大会、シンポジウム、カンファレンスなどに参加するときには設立の経緯に関する知識も必要になる場面があるだろう。

将来の情報科教育の流れを把握しやすくなる可能性もある。

情報科の設立趣旨を知っておいて損はない。

■まとめ

新課程が始まる前後は様々な意見が出てくるタイミングである。情報科教員として情報科教育に関する広くて深い知識を身につける必要を感じる。

情報科教員の一読を願う。

情報学教育の新しいステージ

(T)

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