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2012年12月27日 (木)

日本情報科教育学会 設立5周年記念フォーラム(1)

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  • マダー?(・∀・)っ/凵⌒☆

日本情報科教育学会設立5周年記念フォーラム(PDF)に参加した。

フォーラムに先立ち、情報学教育関連学会等協議会が開催された。学会等を会員とする協議会である関係上、個人の参加者は傍聴人となる。ちなみに、現時点での会員は以下の通り。

  1. 日本情報科教育学会
  2. 日本教育工学会
  3. 教育システム情報学会
  4. 情報処理学会
  5. 情報学教育研究会

当日は上記5団体これとは別にオブザーバーが3人出席した。

私は傍聴人として参加したのだが、発言できないのでストレスが溜まる一方だった。その中で印象に残っている事をメモに残す。

1)「活動あって学びなし」、「『できる』と『分かる』は違う」

情報科の授業に関する場面で出てきた2つのフレーズだが、これは注目に値する。一つずつ考えてみたい。

活動とは授業といパッケージ内における生徒の行動であり、学びとは生徒自身の内面的な学習である。

「できる」とは身体的な活動も含めた活動面であり、「分かる」とは理解の事だと言える。

これらを二軸展開すると次のようになる。

活動あり 活動なし
学びあり
学びなし
できる できない
分かる
分からない

この表の中に何が入るかは定かではないが、「活動があって、学びがある」や「できて分かる」というのはかなりの理想論のように思える。

2)親学問としての「情報学」

この話題は教科情報としては避けて通れないものである。公開会議の中でも教科情報の親学問の不在が指摘されており、これについての回答が重要である事も述べられた。当然のように、プログラミングやアルゴリズムの話は出たが、これについても賛否があるようだ。

ここで押さえたい点がある。それは、「親学問としての情報学は教科情報のために存在しているのではない」ということだ。

現在、教科情報と学問領域との関係性は不透明な状態だと考える。つまり、教科情報の親学問に対するコンセンサスは全くない状態だ。高校教員側からも、教科情報の親学問に関する回答をしても良い頃だと考える。

ちなみに、「教科情報の親学問は学際的である」と私は考えている。特定の学問分野を親学問とした場合、情報社会を総体として捉える事が難しくなる。情報社会は様々な事柄が複雑に絡み合った現代社会である。情報の授業も多角的に扱うのが良いと考える。

(詳細は「社会と情報」と関係の深そうな10の専門分野 ※ただし理工系を除く 参照)

★フォーラムの参加報告は次回エントリー★

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