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2013年6月30日 (日)

収穫いろいろ - 日本情報科教育学会第6回全国大会

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日本情報科教育学会第6回全国大会に参加した。

収穫したことについてコメントする。

1.カードを用いた加算の学習

間辺広樹先生の発表「『コンピュータの計算原理』を理解させる体験的な学習法を教材の考察」の中で、カードを用いた二進数の加算学習が紹介されていた。使用法の概要は以下の通り。

  1. カードの表に「1」裏に「0」を印刷したカードをたくさん用意しておく。
  2. 4桁の二進数を筆算と同様に2列で並べる。
  3. その下の列に加算の結果を小さい位から並べていく。

これがなかなか優れもの。操作をしながら加算を学ぶのは、小学1年生の算数と同じ要領だと感じた。注意点は、操作の記録が残らないこと。

情報の授業だけでなく、数学Aの授業でも活用できそうだ。

2.データベースの授業展開

神藤健朗先生の発表「共通教科『情報』におけるデータベースの授業展開の方向性について」の実践が興味深い。その方向性は、いわばデータベース・アンプラグドといったところ。手書きでテーブルを第一正規化させているのには驚いた。

「社会と情報」というだけでリレーショナルデータベースを扱わないのは思考停止だと思い知らされた。個人的にはかなりショッキング。新課程の授業に向けて、データベースを扱うことを検討したい。

(*゚▽゚)ノ ヤリガイアルヨネ 

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