収穫いろいろ - 日本情報科教育学会第6回全国大会
関連リンク
- 日本情報科教育学会第6回全国大会(不定期戯言)
- 日本情報科教育学会第6回全国大会2日目(不定期戯言)
- 教科「情報」に求められるものは? 日本情報科教育学会で議論(ITPro)
- 教科「情報」ってご存知ですか?(Alternative BLOG)
日本情報科教育学会第6回全国大会に参加した。
収穫したことについてコメントする。
1.カードを用いた加算の学習
間辺広樹先生の発表「『コンピュータの計算原理』を理解させる体験的な学習法を教材の考察」の中で、カードを用いた二進数の加算学習が紹介されていた。使用法の概要は以下の通り。
- カードの表に「1」裏に「0」を印刷したカードをたくさん用意しておく。
- 4桁の二進数を筆算と同様に2列で並べる。
- その下の列に加算の結果を小さい位から並べていく。
これがなかなか優れもの。操作をしながら加算を学ぶのは、小学1年生の算数と同じ要領だと感じた。注意点は、操作の記録が残らないこと。
情報の授業だけでなく、数学Aの授業でも活用できそうだ。
2.データベースの授業展開
神藤健朗先生の発表「共通教科『情報』におけるデータベースの授業展開の方向性について」の実践が興味深い。その方向性は、いわばデータベース・アンプラグドといったところ。手書きでテーブルを第一正規化させているのには驚いた。
「社会と情報」というだけでリレーショナルデータベースを扱わないのは思考停止だと思い知らされた。個人的にはかなりショッキング。新課程の授業に向けて、データベースを扱うことを検討したい。
(*゚▽゚)ノ ヤリガイアルヨネ
« 情報デザインをしてほしい - 日本情報科教育学会第6回全国大会のプログラム | トップページ | 学会・研究会の予定 - 2013-7-6-版 »
「研究会・学会【報告】」カテゴリの記事
- みんな熱心ダナー - 第6回全国高等学校情報教育研究大会(京都大会)(2013.08.11)
- 沈黙した会場の中で - 日本情報科教育学会第6回全国大会 パネルディスカッション(2013.07.11)
- 収穫いろいろ - 日本情報科教育学会第6回全国大会(2013.06.30)
- 情報入試フォーラム2013(2013.03.19)
- 日本情報科教育学会 設立5周年記念フォーラム(2)(2012.12.28)
この記事へのコメントは終了しました。
« 情報デザインをしてほしい - 日本情報科教育学会第6回全国大会のプログラム | トップページ | 学会・研究会の予定 - 2013-7-6-版 »
コメント